【本当にお得?!】会社設立を司法書士に依頼する3つのメリット

司法書士事務所が良くご相談いただく案件といえば、
・相続による不動産の名義書き換え
・住宅の購入や、新築に伴う、家の名義書き換え
・住宅ローンの借り換え
そして”会社の設立”です。
今回は会社設立についてのお話です。
この記事の目次
会社設立を司法書士に依頼するメリット
会社を設立するに当たり、
司法書士に依頼しないと絶対できないわけでは、
ありません。
司法書士の業務は法律手続きの代理であり、
会社設立をしたいがご本人で手続きする事も可能です。
その上で司法書士に手続きを依頼するメリットは、
以下の3点です。
- トータルコストが節約できる
- 業種に応じて適切なアドバイスを得れる
- 設立後のサポートを受ける事ができる
トータルコストが節約できる
結論から言えば、経費節約のために
ご自身で会社設立の登記をしても、
本当にコスト削減できるとは言い切れません。
会社設立手続きには、結構な労力がかかります。
一方、司法書士に会社設立を依頼すると
次の2点でメリットがあります。
- 定款認証の印紙代金4万円がかからない
- 設立にかかる時間・労力を節約できる
1、定款認証の印紙代金4万円がかからない
会社設立手続きにおいては、
公証人による定款認証という手続きを、
必ず経なければなりません。
設立する株式会社の定款が会社法上の規定に基づき、
適正に作成できているというお墨付きを、
公証人から得るという行程です。
これを司法書士に依頼した場合は、
手続き費用の他に別段費用はかかりませんが、
ご自身がこの認証を書面で行なうと、
定款に4万円の収入印紙を貼付ける必要があります。
定款も印紙税が課税される文章に該当するからです。
司法書士に依頼すれば、
書面で定款を作成した場合にかかる、
印紙代をカットすることができます。
2、設立にかかる時間・労力を節約できる
特に若い起業者の方で、
ご自身で会社設立されるという方は、
少なくないように思います。
ただし、
これには予想外の労力がかかります。
公証人との打ち合わせ、法務局との打ち合わせ、
定款等を作成し、不慣れな方には、
かなりの時間と労力が取られます。
思いがけず、時間と労力をかけてしまうくらいなら、
始めから専門家に丸投げした方が手っ取り早いです。
業種に応じて適切なアドバイスを得れる
特殊な業務を行なう会社の場合、
特定の事業目的を上げなければならない場合
などがあります。
司法書士に依頼することで、
このような専門性の高い事業を行なう会社でも、
安心して設立することができます。
例えば、
ご高齢者方向けの訪問型の鍼灸、看護、
ケアマネ事業を行なう会社の場合、
介護保険の適用の申請をするにあたり、
介護保険法に基づく居宅サービス事業という、
特定の事業目的を掲げておく必要があります。
宅建登録を申請する場合には事業目的に、
不動産の仲介・売買及び賃貸という、
不動産事業に関する事業目的を掲げておく
必要があります。
その他、
特定の助成金や補助金を受けたい場合などは、
専門家に依頼した方がより確実に、
目的に沿った会社設立ができます。
設立後のサポートを受ける事ができる
司法書士は何件も会社設立をしているため、
会社運営に関するノウハウや、
周辺サポートの繋がりがあります。
例えば、
- 事務機器
- ホームページ構築
- 事業融資
などは関連している会社の繋がりが、
幾つもありますので、
設立する会社にあった業者さんを
ご紹介することが可能です。
まとめ。
スタートUP時期になるべく経費を抑えたい。
という気持ちは凄く良くわかります。
でも、
会社設立を機会に専門家と付き合いを始める。
事も悪くないのでは無いでしょうか。
当事務所では会社運営に必要な、
税務、労務、人事、経営コンサルティングなど、
あらゆる専門家と提携しておりますので、
経営のトータルサポートが可能です。
会社設立の際は是非、当事務所にご相談くださいませ。